No.116　八尾の若ごぼうのペペロンチーノ

	八尾若ごぼうは、おもに大阪の八尾市内で栽培されていて、根を食べる普通のごぼうと異なります。若ごぼうは軸（葉柄）、根、さらに葉（葉肉）までも食べることができるなにわ野菜の一つです。 独特の歯ざわりと豊かな香りが特徴で、地元八尾市では一般に「若ごぼう」と呼ばれています。また、八尾若ごぼうを矢のように束ねることから、「やーごんぼ」とも呼ばれ、昔から春を呼ぶ野菜として親しまれてきました。

作り方

1. 1.若ごぼうは葉と軸、根元の部分を洗い、3〜4センチ長さに切りそろえ、太いところは2〜4つ割りにする。
   葉も食べやすい大きさに切る。
2. 水に20〜30分さらしてアクぬきをしてから水けをきる。
3. ベーコンは約5ミリ幅に切る。
4. にんにくは芯を除き、スライスする。
5. たかの爪は種を除く。
6. フライパンにオリーブオイル、にんにく、たかの爪を入れて弱火にかけ、香りが出てきたらいったん取り出す。
7. 若ごぼうとベーコンを加えてよく炒める。
8. 全体に火が通ったら、取り出したにんにくとたかの爪を戻し、塩・こしょうで味付けする。
9. 仕上げにしょうゆをフライパンの周りから流しいれて香りを立たせ、全体に味をなじませる。
10. 味見をしてから、塩・こしょうで味を調えて出来上がり。

• にんにくとたかの爪は焦がさないように、弱火で熱し、風味を油に移しましょう。
• 軟らかめの若ごぼうがお好みの場合は、ブイヨンを加えてサッと煮ると軟らかく味が良く染み込みます。